草加市のマンション外壁シーリングコーキング補修工事施工例

みなさま、こんにちは。今回は、シーリングのコーキング打ち替え工事の施工例です。

現場は、草加市の築20年以上のマンション。新築から経年劣化により一番初めに痛む場所は、シーリングです。シーリングとは、外壁の境目や床との境目にゴムっぽい接着剤みたいなものが塗られていますよね、あれの事です。

外壁や床には、施工の工程でどうしても境目ができてしまいます。それをそのままにしておくと、水や汚れが侵入し、建物がどんどん弱くなってしまいます。

身近なところですと、お風呂場の浴槽と壁の間というとわかりやすいでしょうか。カビが生えてしまうと、やっかいなところですね。

しかし、建物を守るためにコーキング作業というのが必要です。そして、そのコーキング工事は、とても地味な作業なのですが、建物を安全に維持する上で、とても重要な工事です。そこで今回は、その施工例をご紹介したいと思います。

あなたのマンションは、大丈夫ですか?

草加市のマンション外壁シーリングコーキング補修工事施工例

工事の内容は、シーリングの剥がれ具合によって変わってきますが、主な施工方法は、二つです。

1.増し打ち
既存のシールの上からシール材を注入する方法

2.打ち替え
既存のシールをすべて剥がし、新たにシール材を充填します。

今回は、打ち替え作業でしたので、新築のような仕上がりを目指していきます。

■工事の流れ

1.既存のシーリング材を丁寧に取り除く
2.マスキングをする(養生作業)
3.専用プライマーを塗る
4.シーリング材を充填
5.へらで抑える
6.マスキングを剥がして完成!

■施工前

こちらは、施工前です。2のマスキングを終えたところです。

■施工後

こちらは施工後です。

今回は、かなりとてもていねいに施工したので、また10年はしっかりともってくれると思います。

外壁シーリング工事はいつやればいいか?

このような外壁シーリングの補修時期ですが、建物や立地、温度や湿度、施工状況などで変わってきます。そのため、車のオイル交換のように、○○キロや○○カ月という目安で行くと、だいたい10年経ったら、点検をおススメしています。

ここでは、こうなったら症状が見えたら補修は必要ですというのをご紹介します。見てわかるので、あなたの建物でチェックしてみてください。

代表する症状としては

・剥離 外壁とシーリング材との間に隙間ができる剥離
・破断 シーリング材の真ん中が切れる破断
・剥がれ シーリング材のすぐ後ろにバックアップ材、あるいはハットジョイナーが露出
・欠落 シーリング材がとれた状態

という感じです。ひび割れや剥がれですよね。それが目に見えてきたら、補修が必要です。

とはいえ、見えるところに出てきてくれればいいですが、これが見えない場所だとやっかいです。これが、10年に一度は、専門業者に点検してもらったほうがいいという理由です。

このサインを見逃してしまい、被害が進行すると、それこそ大掛かりな工事で多額の工事代金が必要になってしまう場合があります。

建物管理は、こういった点検も含まれておりますので、自信のない方は、ぜひ専門業者による定期点検を強くおススメします。

ご入居者様への配慮

このような改修工事を施工する際は、必ず事前にマンションの方へ通知し、当日も安全と通行の妨げにならないよう最大の配慮を行った上で工事をしております。

オーナー様や不動産屋さまに、ご負担をおかけすることなく、痒い所に手が届くサービスも弊社の得意としているところです。見積もりから引き渡しまで安心しておまかせくださいませ。

建物に関することで気になることがございましたら、どうぞ何でも、お気軽にご連絡くださいませ。